大きな差が出てくる退職後の資金運用――リターン・シークエンス・リスクを考える(1)

2011年12月6日

セミリタイア戦略

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東洋経済オンライン
大きな差が出てくる退職後の資金運用――リターン・シークエンス・リスクを考える(1)

100歳までの長期投資の著者である岡本和久氏の記事です。

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リターン・シークエンス・リスクとは、


平均リターンが同じでも、リターンがどのような配列、どんな時期に
発生するかで、その後の資産残高に大きな差がついてくること。

記事には幸運シナリオと不運シナリオがあり、どちらも前提条件は
平均リターンを3.5%、リスクを8.5%と同じです。


64歳80歳90歳95歳100歳
幸運シナリオ3,000万円3,000万円2,000万円1,600万円弱1,000万円
不運シナリオ3,000万円1,500万円500万円0円0円

資産を形成し、活用する時のリターンによってはその後のライフプランを
大きく変更をしなければならない事態が起こります。


対策としては不確実性を下げるためにリスク資産の割合を減らす、
資産の引き出しを定額ではなく定率にするなどが考えられます。

やはりいちばん大切なのは、毎年、資産運用計画と現実に
起こったこととのブレを検証しながら、
運用を続けるということだろうと思います。

退職後の資金使途を、
ニーズ(生活に必要なもの)
ウォンツ(余裕)
ウィシェズ(できたら欲しいもの)
ドリーム(夢)
などに
分類し、退職後資金の増減に合わせて、将来の支出のどの部分までが
現在確保されているのかを確認しながら
生活スタイルに修正を加えることも必要だと思います。










計画を立てたらほったらかしではくPDCAを回すことが大事ですね。

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