拡大基調に金融庁が販売規制、通貨選択型ファンドのリスクを測る

2012年1月23日

投資情報

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拡大基調に金融庁が販売規制、通貨選択型ファンドのリスクを測る



追加型投資信託全体の純資産額通貨選択型ファンドの純資産額
2010年末46兆2,768億円7兆720億円

↓ ▼12%↓ +17%
2011年末40兆8,100億円8兆2,559億円

となっています。
通貨選択型ファンドとは1本のファンドで株式や債券などといった
投資対象の原資産に加えて、投資対象通貨も投資家が選ぶことができるように
設計されたファンドのことです。

※レポートより引用












投資信託全体シェアも年々増しています。

分配の減ってしまった分配型商品を手放して高い分配金が出る
通貨選択型に乗り換えているのではないでしょうか。

しかし、通貨選択型ファンドの中でも人気が高いブラジルレアルコースファンド、
豪ドルコースファンドの標準偏差は



※レポートより引用












「過去5年間で、ブラジルレアル、豪ドルの標準偏差(年率)は20.78%、20.09%と
過去1年間とほぼ変わらない。」

過大リスクの割には期待リターンは低く、更に高コスト(購入手数料、信託報酬)が
かかります。

当たり前ですが高い分配金がずっともらえるとは限りません。

また、販売規制がかかった事で新たな毎月分配型が登場するかもしれません。
その時は高い分配金だからと言って安易に飛びつかず、
こんなはずじゃなかったと後悔しないためにも投資金額に対して
最大いくら損失をするのかリスクを把握して投資をしない(する)選択を
するのことが賢明です。


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