ネット証券の投資信託販売に何を期待するか
山崎氏が投資信託の販売に関して何を期待し、
これがどうあるべきだと思うかに関して述べています。
ネットを通じた投資信託販売メリットは
第一に、金融機関のセールスマンが介在しないことで、
第二に、ローコストであることだ。
とても同感です。
未来は誰にもわからない。
わかるとしてもそれを他人に教えるようなことはせず
自分でひっそりと行う。
ということを考えるとセールスマンが、基準価額が上昇する
金融商品を紹介してくるのは50%の確率です(上がるか下がるか)。
さらにセールスマンの人件費分のコストがあるので
マイナスからのスタートになってしまいます。
目先の手数料を一時的に減らす覚悟と共に、
既存の対面型の証券会社や銀行と全面的に対決する
胆力が必要だが、これは、かつてのネット証券が
株式売買ビジネスに於いて
発揮したことがあるはずの力だ。
手数料低下競争により、ネットの環境があれば株式に投資が
出来るようになった功労は計り知れないものがあります。
私もその一人です。
ただ、資産運用プロジェクトの流れを見ると
どうもターゲットは一般投資家や投資未経験者ではなく
ある程度の資産を持ったミドルクラス以上で対面証券会社と
取引をしている方になっているような気がします。
将来の「良いファンド」の中に、広範な市場をカバーする十分に日本にもVTのような全世界の株式に分散投資されローコストな
分散投資されたローコストなインデックス・ファンドが
入ることは間違いないが、「インデックス」が常に
ベストなポートフォリオだとは思わない。
インデックス・ファンド並みの手数料の
アクティブ・ファンドがあってもいいはずだ。
商品がローンチされる事を期待したいです。
山崎氏が提唱するアクティブファンドがどういうものなのか
(出来ればファンドマネージャーをやってほしい)
とても知りたいです。